〈解説〉

大腿四頭筋は大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋の4つの筋肉があり、大腿直筋の起始は下前腸骨棘・寛骨臼の上縁、外側広筋の起始は大腿骨の大転子の外側面・転子間線、臀筋粗面および粗線の外側唇内側広筋の起始は大腿骨粗線の内側唇、中間広筋の起始は大腿骨の前面および外側停止は全て膝蓋骨・膝蓋腱を介して脛骨粗面 大腿直筋のみ二関節筋で、股関節を屈曲させます

外側広筋は大腿二頭筋の短頭と筋連結しさらに大臀筋、腸脛靭帯とも連結する。

神経は大腿神経で出処は腰椎の2〜4番、

カカトをお尻に付けるストレッチが有名だが大腿部の前面が硬いからといって大腿部のストレッチをガンガンやってもダメ。

仙骨が後方に変位して腰椎の前弯が少なくなると大腿神経出処は腰椎の2〜4番も後方に変位して神経を引っ張る形になり大腿四頭筋は収縮する(神経牽引節)のでその原因取り除く事。

大腿四頭筋の硬さを感じたら筋肉にアプローチする事よりも神経の出処の椎骨の後方変位を取ること。

変位の修正は仙骨枕や他者により仙骨及び腰椎の後方変位を正すこと。

映像でビフォーアフターが確認できる。

結論

大腿四頭筋の「かたさ」は筋肉の硬さではなく支配する神経の牽引による異常伝導による収縮なので硬くなった筋肉にいくらアプローチしてもその時だけ。

神経の出処の椎骨のアプローチ(ゆるめと矯正)をして、2度と歪まないように筋力(大臀筋、脊柱起立筋、菱形筋など背骨を支える筋肉)の向上が必要。

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