日野 秀彦 腰痛・肩こり・頭痛をはじ め、多くの人が抱えていながら 根本的に良くならない症状が沢 山あります。全く運動をしてい ない方が適度な運動を開始す ると、筋肉はストレッチされ、適 度の筋力のトレーニングは神経 の伝達を促しますので調子はあ がります。(それも後々に分かっ た事ですが・・・)が、完治に至っ たという事はあまり聞きませ ん。 た。そんな悩みの中クリスチャン である私は、(日本イエスキリス ト教団・札幌羊ヶ丘教会「背骨コ ンディショニング」の教室の一つ になっています) 聖書の中に多 数出てくる『病の癒し』をヒント にして、このプログラムを作り上 げました。(詳しくは追々書か せていただきます。) トレーニング・プログラムを 作る上では運動生理学をベース に作ります。ですから生理学、 解剖学、機能解剖学、運動生理 学のエッセンスを取り入れはし ますが、理論的には西洋・東洋 医学とは全く違う観点・角度か らの解析と手法で症状や病を 捉えています。中には現代医学 で全く着目していない部分もあ ります。例えば、 骨(堆骨)のズレと病もしく は症状について、病院では殆ど 言われる事はありません。骨の ズレというだけで拒否反応を起 した医師の方もいました。しか し「背骨コンディショニング」の 矯正では、頚椎から尾骨の一つ ずつの堆骨の.左右の変位・斜 転・後方に変異(ズレ)した場合 は体のどの部分(右か左か)・体 のどこの神経の伝達異常・臓器 での病・症状との関係の数千人 分の症例を持っています。勿論、 そのズレが矯正された時点でそ れらの症状が改善している事実 があります。 私は、もともとスポーツクラ ブに勤務していました。その中 で色々なトレーニングプログラ ムを考える担当もしており、西 洋医学の医師・鍼灸師などを交 えて生理学・運動生理学のエキ スパートが、さまざまなプログ ラムを作っていました。(その中 には、現在も巷に出ている『腰痛 改善』『肩こり解消』等など不定 愁訴を改善する為のものも多 くあります。) ・仙腸関節 しかし、こうした専門家を 交えて作られたプログラムを持 ってしても、お客様からは『効果 が感じられない』もしくは『少し いい』程度の反応しか得られま せんでした。プログラムを作って いたチームの一人として、これほ ど悔しい事はありません。 当 時も現在も最新の科学や現代 医学を持ってしても『治らない』 症状や『不治の病・難病』があ り、医療やフィットネスプログラ ムの限界を考えさせられまし (各椎骨や仙腸関節、肩鎖関節) 「背骨コンディショニング」が これまでのプログラムと決定的 に違うのは「堆骨の変位による 神経の伝達異常を改善する」と いう考えを根本においている事 です。 =不動関節といわれているが実 際には良く動き、テクニックがあ れば調節可能である。・肩鎖関節 =どの位置が正常などの基準が ない。 これを可能にするための肝 となるのが、次の三本柱です。 =ヘルニアで神経を圧迫するよ り、骨の変位による神経の牽引 が症状や痛の原因である。(脊柱 管などの狭いところではヘルニア が原因の場合があるが、 ・矯正 背骨コンディショニングではヘルニ アになるほど骨がズレている。と いう事で捉えており 実際に骨が 矯正されてヘルニアが無くなって いる例がたくさんある。同じよ うに脊柱管狭窄症も狭窄するほ ど骨がズレている。矯正すれば狭 窄はなくなる。) ・症状・痛みの出ている箇所に原 因があるのではない。その患部の 神経の出処に原因がある。等な ど・・・。 ・ゆるめ (range of motion=関節の可動 域を広げる体操) ・筋力向上 (歪まない体作り) ・神経の牽引説 何処に行ってもなかなか治 らなかった症状、病をお持ちで したら是非「背骨コンディショニ ング」を試してください。そし て、健やかで快適な体を手にい れて下さい。
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